猫と分子栄養学。

猫エイズ対策にできること。

猫に薬草茶。

コブちゃん最近ルンブロキナーゼ入りの生肉ごはんを嫌がるので、歯周病対策にクマ笹を植えてみた。

ねこ草(えん麦)が大好きなコブちゃんは、豆苗やレモングラスなどわりとなんでも食べる。

クマ笹ももれなくむしゃむしゃ食べた。

でも毎日モリモリ食べられるほどねこ草やらクマ笹やらが繁っていないので、ふと思い立って飼い主が飲み始めたスギナ茶を生肉ごはんにかけてみることにした。

最初はカレースプーンに1杯だけ。

最近は3杯かけています。

あとはぬるいお湯を20㎖ほどかけて、生ぬるいシャバシャバな生肉ごはんです。

(卵殻パウダーも入れています。)

スギナ茶はほんのり青臭いんだけど、コブちゃんもトラちゃんも特に気にせずスギナ茶ごと生肉ごはんを完食してくれた。(写真のお茶はびわ茶です)

ルンブロキナーゼをやめてからお口の臭いが復活してしまったのですが、スギナ茶を続けていくうちにコブちゃんのお口の臭いは消えました。

飼い主的には飲むと身体が軽くなるようなスッとする感じがとてもよい。

以前からハーブティーもいろいろ飲んでいたけど、スギナ茶のような体感は初めてでした。

コブちゃんのお口の臭いが消えた効果がルンブロキナーゼばりだったので調べてみると、スギナはケイ素やクロロフィルが多く含まれていて、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルが豊富とのこと。

ケイ素はとても大切なミネラルです。

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またビタミンB1、B2、Cなどのビタミンやアミノ酸も多く含むそう。

まるでマルチなビタミンミネラルサプリのようです。しかも天然です。

スギナ茶に期待できる効能としては


①膀胱炎の改善

クロロフィルやビタミンCに含まれる利尿作用によるもの。

②自律神経の整調作用

ナトリウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれているため。

③ 被毛・皮膚・骨・関節・血管・歯・爪の健康維持。

多く含まれるケイ素がこれらのすべての構成成分となるため。

(逆に言えば、ケイ素が不足すればこれらの健康は成り立たないということです。)

④血液の浄化作用

有害ミネラルのカドミウムやダイオキシンをクロロフィルが体外に排出してくれる。

またコレステロール値を下げる。

 

などなど。
スギナはそこいらに生えているから、もしかしたらコブちゃんやトラちゃんもお外時代にむしゃむしゃ食べていたかもしれません。

 

気をつけることはチアミナーゼという酵素を含むので、長期間大量に摂取するとチアミン欠乏症の恐れがあるとのことです。

(チアミンはビタミンB1のこと。)

 

チアミン欠乏症の症状


(初期)→目が回ったようにフラフラ歩く・食欲がなくなる・首をうなだれる・光に対する瞳孔の反射が遅くなる / (末期)→鳴き叫ぶ・体を反らしたまま動かなくなる・昏睡に陥る

引用:「子ねこの部屋 イカを食べると腰が抜ける」より。

https://www.konekono-heya.com/myth/ika.html

 

チアミナーゼは生のマグロやカツオ、二枚貝にも多く含まれます。

うちではカツオの季節にはお刺身でぱくぱく食べています(1ヶ月に2〜3回、1食50g程度)が、体調の変化は今のところありません。

チアミンは糖質を多く摂っている場合や運動量が多いねこにはたくさん必要かもしれません。(糖質代謝に必要だから。)

炭水化物を多く含むドライフードを常食するねこはたくさん必要だけど、生肉食のねこはそこまで気にしなくていいかなと思う。

うちはスギナ茶を煎じていないのでそこまで濃すぎないこと、他の薬草茶とローテーションしてあげることで過剰にならないようにはしています。

またカリウムが豊富な為、腎機能や心機能に不安のある場合は事前に獣医さんに相談してください。

ルンブロキナーゼの効果もとても感じるのだけど、円安でiHerbのサプリもどんどん上がっているから身近なもので代用できるのはとてもいいかなと思います。

農薬や除草剤の心配がなければスギナをとってきて自分でスギナ茶にしてもいいと思います。

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5〜7月のスギナが元気な時期にとると良いそうです。

飼い主は作るのが面倒だったので購入したけど、今後は手づくりしたいなと思います。

小川生薬の国産スギナ茶 18g(18袋)x2袋

このほかに「柿茶」「びわ茶」とローテーションしています。

「柿茶」を取り入れたのは、なんといってもプロビタミンCがレモンの10〜20倍含まれるとのこと。

プロビタミンCは摂取後に体内でビタミンCに変換されるため、吸収しやすくビタミンCの効能を最大限に発揮することができるそうです。

コブちゃんも推定8歳になったので、体内で作れるビタミンCの量は減ってきているのでしっかり摂っておきたい抗酸化物質です。

ビタミンCはインターフェロン(免疫系や炎症の調節などの働きを調整するサイトカイン)の生成にも重要です。

ビタミンCがしっかり摂れていれば、病院でインターキャット(インターフェロン)などを注射してもらう必要はないと思います。

(そもそも病院に行くこと自体が減ると思う。)

ほかにもポリフェノールやミネラルが豊富で血圧の安定作用も期待できます。

スギナ茶よりは手間がかかるけど、柿茶も手づくりできます。

www.kaki-cha.co.jp

柿茶1.5g×20包 柿の葉茶 マグカップ用ティーバッグ 国産 無農薬 自然栽培

柿茶はほんのり甘くて飲みやすいです。

 

「びわ茶」を取り入れたのは、アミグダリンが血液を浄化(アルカリ化)することによる抗がん作用を期待して。

飼い主、ねこたちの体内では毎日ガン細胞ができているので、それを小さいうちにやっつけて大きなガンになることを防ぐためです。

アミグダリンはいろいろ言われていますが、びわ種ではなく葉っぱには微量しか含まれていません。予防としてはこれくらいで良いかなと思います。

(でももしうちのねこたちがガンになってしまった場合は、びわ種粉末を使うことを考えています。)

またウルソール酸という成分が骨密度の低下を防ぎます。

脂肪分解作用による肥満抑制効果や、咳止め喘息にも効果が期待できます。

ちなみにお庭にびわの木があればびわ茶も手づくりできます。

飼い主宅は賃貸マンションなので、鉢植えでびわを育ててみようかと思います。

recipe.rakuten.co.jp

がばい農園 国産 手作り びわの葉茶 3g×40包

びわ茶の味はほうじ茶に似ています。

 

シェディング対策に「松葉茶」も取り入れようかと思ったけど、微量のカフェインがあるみたいでやめました。

とりあえずうちのシェディング対策はフルボ酸とマグネシウム、プチ断食で問題なしです。

 

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今後は「クマ笹茶」、「よもぎ茶」、「まこも茶」なんかも試してみようと思います。

朝、生肉ごはんの用意をしながら飲んでいる薬草茶を生肉ごはんにかけるだけなので手間がかかりません。

もちろん飼い主の健康にも役立っています。

 

身近にあるもので健康対策ができれば、「食糧危機」や「物流危機」がきても「円安」がすすんでも、「ハイパーインフレ」になっても気にすることはありません。

どんな時でもねこたちの幸せと健康を守るために、飼い主はがんばりたいと思います。

薬草茶(なた豆茶)続き書きました。

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