猫と分子栄養学。

猫エイズ対策にできること。

アーシング1ヶ月目の効果。

 

最近コブちゃんの抜け毛が飼い主共々、とても減った。

そのせいか猫草を暴食した時意外はぜんぜん吐かなくなった。

わりと年中ふわふわと抜けていて、コブちゃんはそういう体質かと思っていた。

(しゃむぞうはシングルコートで抜け毛が少ないタイプだったから、比較しづらかった。)


猫の被毛の原材料はメチオニンとシスチン(ケラチンというタンパク質になる。)、リノール酸に亜鉛。

 

そしてビタミンB群やEが不足すると脱毛する。


コブちゃんは今はカリカリを食べないから、ビタミンB群が不足するとは考えにくい。

脱毛が改善されたということはビタミンEが不足していた可能性がある。

アーシングによる電子の供給が、ビタミンEの仕事を減らしたことで、ビタミンEの必要量が少なくなった。

本来は活性酸素が細胞膜の脂質から電子を奪って酸化させると、ビタミンEが還元する。

でもアーシングで得られる電子が活性酸素を中和して減らしてくれている。

そもそもの酸化が減ったことによって、ビタミンEを被毛が抜けないように維持することに使うことができるようになった。

「なんだ脱毛くらい」と思うかもしれないけど、これはとても大事なこと。

もし被毛の寿命が本来より短いと、被毛を作る材料(メチオニンやシステインなどのアミノ酸、リノール酸、亜鉛)の必要量が増えてしまう。

アーシングをすることで浮いたこれらの材料は、コブちゃんの中で被毛を作るより優先順位が低い他のことに使われるようになる。

優先順位が低いからって、どうでもいい役割ということではない。

生き物のシステムに無駄はない。

優先順位には個体差があり、それがいわゆる体質ということ。人間と同じ。

同じように生活をしていても、風邪をひく人、アトピーになる人、ハゲる人。

それは何を優先して栄養を使っているかに個体差があり、人それぞれで猫もそれぞれ。(いわゆるビタミンのカスケード)

このごろはカタカナ言葉がおおくなった、なんて腹をたてるひとがいる。ボクはそんなことにはおかまいなしに先週、『カスケード』なんてやった。『段々滝』のほうがよかったらそれでもかまうことはない。ちゃんぽんでいくか。

 ま、とにかく頭のなかにビタミンCがながれている。空想の世界のはなしだよ。

 そのビタミンCは、水のように上から下へとながれている。それが階段のようなところをながれおちている。この段々滝は英語でいえばカスケードだ。カスケードって看板をかけたビアホールをみたことがあるけれど、これは階段というよりハシゴのいみだろう。

 これは余談だ。

ビタミンのカスケードでは、ひとつひとつの段々に穴があいている。上からなだれてきたビタミンはその穴にすいこまれる。よぶんがあればつぎの段までながれおちて、そこでまた穴にすいこまれる。そこでまだよぶんがあればつぎの段までながれていってすいこまれる。そしてきまった仕事をするんだな。

 わかりきったことをいうなって。ごもっとも、ごもっとも。ボクは、ビタミンCがたっぷりあれば、段々に穴があっても、大雨のときのように、滝はいちばん下の段までながれおちるってことをいいたいだけなんだ。

そんなことはわかっているっていうならボクは安心だ。いわんとするところが理解されたとおもうからだ。

 キミも知ってのとおり、この穴はビタミンをすてるためじゃない。仕事をさせるためだった。

 ボクのばあい第一段はカゼをふせぐ仕事、第二段は白内障をふせぐ仕事だ。ビタミンCのとりかたがたりないとしても、いちばん上の段にはいくらかながれてくる。それが穴におちてカゼをふせぐ仕事をするだろう。それなら、ボクはやたらにカゼをひかないですむわけだろう。まがりなりにでも、だよ。

ボクが家内ほどカゼにやられなかったわけが説明できるんじゃないかな。

 ボクのばあい、ビタミンCの滝は第二段までおちてくるだけのよゆうがなかった。それで白内障にやられたってわけさ。家内のばあいがこの逆だった。

 ビタミンCの仕事はこのふたつだけじゃない。だから、ここで第一段といったのは上のほうの段のいみ、第二段といったのは下のほうの段のいみにすぎない。

 

 

本原稿は、1994年3月25日に産経新聞に連載された、三石巌が書き下ろした文章です。

分子栄養学のススメ「12 ビタミンのカスケード 〜それぞれの段に吸収のための穴〜」より引用。

 

脱毛が減ったということは、ビタミンEもメチオニンもシスチンもリノール酸に亜鉛まで得していることになる。

いうまでもなく亜鉛は免疫活性にとても重要で、DNAやタンパク質の合成にも関わっている。

 

また、これから冬になり乾燥すると、静電気が起こりやすくなる。

静電気は放電の際の不快感だけでなく、発生により交感神経が刺激されて副腎髄質からアドレナリンが分泌される。

アドレナリンの生合成には大量のビタミンCが使われるから、ビタミンCを無駄遣いしてしまう。(チロシンやビタミンB6も使われる。)

アドレナリンの分泌は血糖値や血圧を上げてしまうから、必要以上に分泌しないほうが絶対にいい。

静電気の発生を抑えることで、チロシンや大量のビタミンC、ビタミンB6の無駄遣いが減る。

酸化ストレスから免れない好気性生物の人間や猫に、こんなに素晴らしい還元システム(アーシングのこと)が用意されていた。

生き物ってうまくできている。

 

アーシングを取り入れて、まだ1ヶ月半。

猫への効果はわかりにくいと思っていたけど、脱毛が減って栄養素の有効活用が始まっていた。

これからの変化がとても楽しみ。

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買い替えるときはSILVER33%のフルサイズにしようと思う。

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