猫と分子栄養学。

猫エイズ対策にできることを。

アトピーにビタミンE。

ストレスが続くと免疫力が下がる。

これはコルチゾールというストレスホルモンの影響。

 

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しかもコルチゾールが分泌されると、その後に大量の「活性酸素」が発生する。

ストレスは活性酸素の発生を増大させてしまう。


そもそも、呼吸で体内に取り込まれた酸素の一部は活性酸素になる。

酸素は不安定な元素だから、まわりから電子を奪い安定しようとする。

空気中の酸素は2つの原子がくっついていて安定しているから、酸化力はさほど強くない。

酸化させるチカラが強いのが「活性酸素」だ。


活性酸素は脂質を酸化させて「過酸化脂質」にしてしまう。

原因が見つけられないアトピー性皮膚炎などで肌が弱い猫は、自前の酵素で処理しきれないほど過剰な活性酸素があるのかもしれない。


細胞内のリソソーム膜が酸化して脆くなり、破れてしまうとその消化酵素で自らを消化して湿疹となってしまう。

本来ならリソソーム膜が破れるだけでは湿疹にはならず、体液が酸性化していることも湿疹の要因となる。

体液はストレスの影響で酸性化してしまう。


ビタミンEの抗酸化作用はリソソーム膜で活躍する。

酸化したリソソーム膜をビタミンEが還元してくれるのだ。

そうすればリソソーム膜の強度は戻り、破れることがなくなる。

破れなければ湿疹がでなくなる。


湿疹やアトピーで悩んでいる場合、


①ストレスにより活性酸素が増大。

②ストレスにより体液が酸性化。

③脂質への抗酸化物質の不足。


上記が原因になることがある。

(タンパク質や亜鉛、オメガ3などの不足の影響もある。)


ビタミンは活性酸素と関わりが深く、中でもCとEは抗酸化作用が強い。

しかしビタミンCは活性酸素を除去する一方で、また別の活性酸素を作ってしまう。

新たな活性酸素はビタミンEによって除去されるから、CとEはセットで摂る必要がある。


ステロイドは常用できない猫エイズキャリアの猫でも、高タンパクとビタミンC、Eでアトピー対策ができる。

 

ビタミンEは卵黄やサプリから摂取。

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サプリに爪楊枝で穴を開けて、1〜2滴垂らして使う。

酸化しやすいので、残りは飼い主が飲むといい。

 

鉄の触媒作用によりビタミンEが酸化しないように、せっかくの鉄分豊富なレバーはビタミンEを含む卵黄とは8時間以上ずらした方がよい。

卵黄はできるだけ生であげる。

卵白はあげない方がいいという意見が多く見受けられる。

卵白のアビジンがビオチンの吸収を阻害するけと、加熱すれば問題ない。

また卵黄にビオチンが豊富な為、全卵ならば多少の吸収阻害はカバーできる。

うずらの卵は小さくて食べ易いが、その分ビタミンE含有量は少ない。

鶏卵なら1週間に1度、うずらの卵なら週5日くらいあげても大丈夫。

サプリであげるなら天然型のd-α トコフェロールを50IU。

また、ビタミンEを患部につければ酸化が抑えられて痒みがやわらぎ、舐めても安全。

1日1〜2回で充分。

ビタミンCを混ぜておけば、より良い。

 

ビタミンCはすりおろした野菜やサプリで。

熱に弱いから、パウダータイプのビタミンCが便利。

猫は酸味が苦手だから非酸性のもの(酸っぱくないもの)で、アスコルビン酸ナトリウムやアスコルビン酸カルシウムがある。

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もちろん高タンパクが前提としてある。

体重㎏ × 5g 以上はタンパク質を摂りたい。

ビタミンEの抗酸化作用はアミノ酸であるシステインがあることにより効果を発揮する。

だから高タンパクがあってこそ、抗酸化作用の恩恵を受けることができる。

中でもセレノシステインはさらに抗酸化作用が増強される。

セレンを多く含む腎臓肉や魚介をビタミンEと一緒に摂れれば理想的だ。

 

病気や症状は、いま身体に足りない栄養素を教えてくれる。

緊急性がなければ、栄養素や住環境を見直す良い機会となる。

また、特定の栄養素が足りなくなってしまった場合、原因を探ることもとても大事。

例えばストレスや電磁波などで、ビタミンCを浪費していることがある。

掻きむしってしまうなら、一時的に薬を使う必要があることも。

それでも薬で抑え込むことで終わらせずに、足りない栄養を満たすことや足りなくなった理由を突き止めること。

根本から改善できるものは、きっとたくさんある。

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アレルギーや病気からでる不快な症状の原因は決してひとつだけではない。

だけど根気よく探しだして解決すれば、健やかで心地よい毎日が送れる。