猫と分子栄養学。

猫エイズ対策にできること。

ストルバイトとビタミンC

しゃむぞうは2年前にストルバイト結石になった。

療法食と抗生剤、カテーテル処置で寛解。

獣医さん曰く、膀胱に先天性の奇形があり膀胱炎にもなりやすいとのこと。 

予防のために手術を勧められたけどお断りした。

療法食は添加してる酸化防止剤が気になってすぐにやめたけど、今のところ膀胱炎も結石もない。

手術しなくて本当に良かった。

 

カリカリからウェットフードや手づくりごはんにかえたことで水分摂取量が増えたこと、毎日ビタミンCをあげていることが大きいのではないかと思う。

 

ビタミンCはカルシウムがシュウ酸塩と結合するのを防ぎ、シュウ酸カルシウム結石の形成を防ぐ効果がある。

利尿作用があり、尿をためずに排出しやすい。(結石が大きくなりにくい)

尿を酸性化してリンやマグネシウムの結晶化を防ぐ。(ストルバイト結石を防ぐ。)

殺菌作用もあるので膀胱炎の予防にもなる。

 

酸っぱくない非酸性のビタミンCを生肉ごはんにかけて毎食あげている。

アスコルビン酸ナトリウムはほんのり塩味。

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300㎎を3〜4回  1000㎎/日

ビタミンCは水溶性で、余分に摂っても尿から排出される。

万が一大量にに摂ってしまっても下痢くらい。

下痢はいまのところないので、吸収もしくは余剰分は排出されている。

排出されやすいので何回かに分けて摂ることで、体内のビタミンC濃度を保てる。

 

水に溶かしたビタミンCは酸化がはやいので、食べないときはすぐに処分する。

どっちみち生肉ごはんは食べなければすぐに処分する。

 

猫のビタミンC生成は60㎎/日 程度。ぜんぜん足りないと思う。

酸化したビタミンCを還元してくれるので、ビタミンEと一緒に摂るとより良い。

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コブちゃんも特に結石などの問題はなし。

 

今日も健やかに過ごせますように。