猫と分子栄養学。

猫エイズ対策にできること。

猫ヘルペスとリジン。

しゃむぞうは鼻炎持ち。

しょっちゅうくしゃみをしていたので、毎日リジン1000㎎をあげていた。

予防効果を期待して、コブちゃんにもあげていた。

 

鼻炎の原因が猫ヘルペスウイルスなら、リジンをとることで改善が期待できる。

リジンを多くとると、拮抗するアルギニンの濃度が下がる。

アルギニン濃度が低いと猫ヘルペスウイルスは複製できないそうだ。

かかりつけの獣医さんに相談して、毎日せっせとあげていた。

でも2015年の論文では効果が否定されていた。

猫はリジンとアルギニンが拮抗せず、リジンを高容量で与えてもアルギニンのレベルは変わらない。

そしてアルギニンは猫の必須アミノ酸(体内で作れない)であるから、足りなくなったら危険である。(高アンモニア血症になる)

さらにその論文によると、過剰なリジンは症状を抑える効果どころか重症化することがあるそうだ。

 

慣れてしまったのか、いまいち効果を感じなくて、最近はあげていなかったリジン。

でも特に副作用や悪い効果は感じなかった。

研究者じゃないし自分ちの猫の様子を見るだけで、細かく調べようもないんだけど。

サプリがちょっと怖くなる。

 

リジンもアルギニンも。生肉にたくさん含まれている。

だから生肉ごはんを食べていれば、サプリのリジンは必要ないのかもしれない。

サプリからではなくて食事から栄養が摂れれば1番理想的。

だから毎日キチンと食べられるということは本当に大事。

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おかわり待ちのしゃむぞう。

おいしく食べられ日はやっぱり嬉しい。

 

明日もおいしく食べられますように。